十朋亭維新館で新春企画展

十朋亭維新館の新春企画展が、山口市下竪小路の同館で開かれている。縁起物などを描いた掛け軸3点とびょうぶ1点、えとのイノシシをモチーフとした大内塗りの人形などを展示。萬代家の歴史を伝えるとともに、新年の雰囲気を演出している。3月4日まで。

掛け軸とびょうぶは、いずれも十朋亭の持ち主であった萬代家伝来の品。萩市出身で地方史の研究家、近藤清石(1833~1916年)による掛け軸「寿福無量図」は、右隻の鶴、松、左隻の亀、竹、梅など、縁起の良い題材が目を引く。1912(大正元)年に描かれた緻密な彩色画で、多数の鶴と亀が生き生きと表現されている。

この他、明治時代に伊藤博文から5代目当主・利兵衛輔徳の長寿を祝って送られた書軸も。土佐光文(1812~79年)によるびょうぶ「曲水に松図屏風」は、小川と松を表現した縦1・7㍍、横4㍍弱の作品。使い込まれた風合いから、当時の萬代家の暮らしを思い起こさせる。

料金は、高校生以上200円、小学生と中学生は100円。時間は午前9時~午後5時。火曜日は休み。

カテゴリー:教育・文化,地域2019年1月7日

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