医学部と県造園建設業協会が花博出展へ

山口大医学部(谷澤幸生学部長)と県造園建設業協会(多々良健司会長、42社)は31日、山口大医学部霜仁会館で会見し、9月14日~11月4日に山口市阿知須の山口きらら博記念公園で開かれる第35回全国都市緑化やまぐちフェア(山口ゆめ花博)で、「超高齢化社会に対応した健康社会をつくる新しい庭」を共同で開発し出展すると発表した。産学協同による出展は、過去のフェアにはなく、新たな取り組みとして注目を集めそうだ。

開発する庭は「健康の庭~Well-being Garden」という名称で、利用者を高齢者に設定し、子・孫との3世代交流を意識して設計。「Re Garden~実家の庭に新たな命を」をコンセプトに、日常の暮らしの中で、体と心の健康を維持増進し、病気の発症予防と退院後の機能回復・維持ができる場としての庭を目指している。

多々良会長が発表した「健康の庭」は、3世代が交流できるデッキとスモールハウスの設置、緩やかな高低差の築山、景石の組み替えなど既存の庭のリニューアルなどが盛り込まれている。昨年から医学部の教職員、付属病院の医師、看護師、作業療法士らとミーティング、ヒアリングを重ねた同協会のメンバーが、「身体機能の維持向上」「心の安定」「身体のさまざまな状態への対応」というコンセプトに対し、医学・医療的な知見に基づき、造園業の伝統的技術を使ってできるデザインを考えたという。

「健康の庭」は、花博の会場内の「庭のパビリオンゾーン」に設置。広さは430平方㍍で、来場者が実際に体験できる。同ゾーンには、約30の庭園が造られる予定。

谷澤医学部長は「遊び心を持った空間になっており、きっと良い庭になると思う。コンセプトは、現在建設中の新病棟の屋上庭園に取り入れることも考えたい」と話した。

カテゴリー:地域2018年2月1日

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