住民自らが「地域の安全マップ」づくり

梅雨を前に、高泊校区の住民と子どもたちが地域の安全マップづくりに取り組んでいる。雨が多い時期の危険箇所を、防犯情報と共に地図に盛り込んで今月中に完成させる。

豪雨と台風による土砂崩れ、河川氾濫などが危ぶまれる場所を事前に情報共有し、防災力を高めるのが目的。高泊児童館の長坂日出男館長が発案し、市防災士協会高泊支部(古谷肇支部長)の支部員や高泊小の児童有志、保護者らが呼び掛けに応じた。

干拓地だった高泊校区は、海抜が低い土地が広がっており、高潮や津波による浸水が考えられる。このため要所ごとの海抜を記して、浸水しやすい場所、そうでない場所を明記。110番の家、外灯と人通りが少ない場所などもマップに落とし込み、防犯につなげる。

今年度は手始めに、校区内で最も人口が多い郷自治会のマップづくりに着手。14日には30人が自治会内を探索。防災士8人が参加者に意見を聞きながら、道脇の土砂、用水路の水かさ、湿地帯などを調べた。郷自治会館、西福寺などで児童と海抜表示を確認した。

児童は道すがら110番の家、高泊駐在所を訪問。「遠慮せずに立ち寄って」などと声を掛けてもらい笑顔を見せた。岡野凜さん(高泊小6年)は「場所は知っていたが、どんな方が担当しているのかを知ることができてよかった」と話した。

今後は児童がA1判の紙に調査結果と地理を書き込む。マップは児童館に展示し、調査による気付きは地区懇談会で住民に伝える。

長坂館長は「絆づくりを兼ねて、校区全体のマップを仕上げたい。自分で自分の命を守る意識を育みたい」と話した。

カテゴリー:地域2018年5月15日

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