ナラティブ・ママ・サロンが好評

子どもの発達や行動に悩み、子育てに不安を抱える母親たちが語り合う「ナラティブ・ママ・サロン」が、毎月宇部市内で開かれている。宇部フロンティア大大学院人間科学研究科臨床心理学専攻の修了生や院生ら6人が、昨年5月からスタート。参加者同士が気兼ねなく経験や思いを語り合える場で、「心が軽くなった」「安心した」と好評だ。

現代は地縁や血縁が希薄化し、閉鎖的な環境で子育てする人が増えてきた。育てづらさを感じながら、自分を責め、悩みの持って行き場に困っている母親も多い。そこで、参加者がお茶を飲みながら語ったり、聴いたり、共感したりして、癒やされながら自ら乗り越える力を付けてもらおうと〝自助グループ〟形式のサロンを立ち上げた。

スタッフは、専門知識を持つ臨床心理士や心理士を目指す修了生、院生、当事者の母親らで、全員が子育て経験者。サロンは毎月3週目の火曜日に、文京町の同大大学院付属臨床心理相談センター別棟2階で開いている。飲み物、菓子付きで、参加費は500円。子ども連れで来てもいい。

毎回、宇部や山陽小野田市内を中心に、3歳から中学生の子どもを持つ母親たちが4、5人集まり、悩みを打ち明けたり、情報を伝え合ったりしている。これまでにスタッフ向けの研修を2回、参加者向けには2月に特別支援教育に関するセミナーを行った。同サロン代表の髙野真紀さんは「相談機関はハードルが高いという声を聞く。助けを求める垣根を低くして、母親を孤立させないようコミュニティーづくりの場にもしたい」と抱負を語る。

12日のサロンには5人が集まった。スタート時から参加している山陽小野田市の母親は「今の一番の悩み事は就学。いろいろな人の話を聞いて『悩んでいるのは私だけじゃない。大丈夫』と思え、心強い」と語る。初参加した宇部市内の小学2年生を持つ母親は「たくさん話を聞いてもらえて、安心できた。また、来たい」と晴れやかな表情を見せた。

問い合わせは同サロン(メールnarrative.mama@gmail.com)へ。フェイスブック(同サロン)やLINE(@aol9750i )でも情報発信している。

カテゴリー:地域2018年6月13日

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