クロツラヘラサギ幼鳥、山口湾に定着

「放浪癖がやっと直った様子で、仲間と一緒に餌をついばんでいる」ー韓国の繁殖地から山口湾に飛来した後、福岡市との間を頻繁に往復していたクロツラヘラサギの幼鳥1羽が、山口湾に定着し、行動を観察してきた山口市阿知須のきらら浜自然観察公園レンジャーも、ほっと胸をなで下ろしている。
幼鳥は韓国仁川近郊の繁殖地で、九州大と韓国、台湾の研究者が行動調査のため、全地球測位システム(GPS)の発信器を取り付けた2羽のうちの1羽。10月16日に韓国の研究者からの連絡メールで、山口湾にいることが分かり、レンジャーが捜したところ、群れの中に発信器のアンテナと足輪を付けた個体を発見した。
その後、GPSで詳しい調査を行ったところ、山口湾と福岡市の和白干潟や多々良川河口の間を頻繁に往復していた。直線距離で100㌔以上もあるが、夜間に移動していたようだ。
最近は16羽の群れの一員として、盛んに山口湾の干潟で小魚やエビ、カニなどの餌をついばんでいる様子が確認された。
レンジャーの渡辺徹さんは「どうやら山口湾に腰を落ち着けた様子。これから本格的な冬を迎えるが、もう移動せず、越冬してくれるといいのだが」と話した。

カテゴリー:地域2013年11月20日

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