「百手祭」的射の稽古始まる

宇部市厚南岡田屋地区に住む小学5年~高校3年の子どもら15人が、伝統行事「百手祭(ももてさい)」で行う的射の稽古に励んでいる。13日から岡田屋公会堂に集まり、弓の正しい扱い方や姿勢を身に付けようと真剣な表情で取り組んでいる。

百手祭は26日に同公会堂の広場で実施。室町時代から続く市の指定無形民俗文化財で、今年で549回目を迎える。的射は的を悪鬼に見立てて矢を12回放って、厄よけを祈願。矢を放つ射手は独身男性が対象だったが、近年は女性も参加している。

練習は、日曜日以外の午後7時から毎日1時間実施。今年は射手に13人、矢取りに2人が参加し、百手祭保存会(藤田堅嗣会長)の指導部の6人が講師を務めている。

初日は矢じりや羽といった道具の名称、弓の構え、握り方の他、矢を使わず、弦だけを引く練習も行った。参加者は慣れない動作に戸惑いながらも、試行錯誤を重ねて自分なりのこつをつかんでいた。

指導部の白石光芳部長は「何度も出る人もいてうれしい。地元を好きになって、将来の継承者になってくれれば」と期待。初参加で射手を務める篠田迅翔君(黒石中2年)は「伝統行事を体験したくて友達や兄弟と参加した。思った以上に弦を引くのが大変だったが、祭りを成功させるために頑張りたい」と意気込んだ。

カテゴリー:地域2017年3月14日

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