「理大薬用植物園」整備着々と

江汐公園内で「山口東京理科大薬用植物園」の整備が進んでいる。今春に植えられた約400種2000株が育ち、公開が始まった。

同大薬学部生の研究と市民の生涯学習の場として市が開設し、同大が運営と管理を行っている。薬学部特命教授の矢原正治さん(68)が、全国の植物園から譲り受けた苗を3~4月に植え付け。薬草の性質に合わせた土壌作り、植え替えなどの世話を続けてきた。

植物園は、同公園第2駐車場から程近い場所に設けられている。3000平方㍍の敷地内ではシャクヤク、クズなどの漢方薬の原料を中心にフェンネル、ラベンダーなどのハーブ類が育つ。名前や原産地を書いた案内板の取り付け作業が進んでいる。

温室と水場も設置。食と予防医学の関係を知ってもらおうと、温室には人の味覚を変化させる西アフリカ原産のミラクルフルーツなどを植えている。花粉に止血作用があるガマが水場で穂を揺らす。

一般公開は、矢原さんが在園している週3日限定。今後は薬学部生の研究に支障がない範囲で公開の仕組みを整え、薬草の種類をさらに充実させたいという。

矢原さんは「ウオーキング中に立ち寄る人が多く、関心の高さが伺える。薬草ごとに異なる効果や利用法を訪れた人に伝えたい。学生と市民の方の交流場所になれば」と話した。

薬学部のある大学に対して国は、薬草園の設置を義務付けている。同大は学内でも研究用の薬草や毒草を育てる。

同植物園では、7月7日午前10時45分から初の散策会が行われる。江汐公園の管理棟に集合する。すげえちゃ・高泊(井上雄治会長)主催。参加料は、高校生以上200円、小・中学生100円(保険と資料代)。飲み物、タオルは各自が用意する。

申し込みは30日までに同園管理棟(電話83-5378)へ。

カテゴリー:教育・文化,地域2018年6月26日

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