宇部市ソーシャルサポートシステム検討プロジェクト始動

今後の進め方について話し合うメンバー(市役所で) 宇部市ソーシャルサポートシステム検討プロジェクトの第一回検討会は二十二日、市役所であり、久保田后子市長から委嘱状を受け取った十六人が、経済的な理由などで就労・起業できない市民を官民協働で支援する新しい仕組みづくりの検討を始めた。

プロジェクトチームは、従来の幹部職員や関係団体の代表者で構成するものとは異なり、市の中堅・若手、学識経験者、金融、NPO法人、社会福祉関係者、公募市民が、社会的課題を解決するための新しいビジネス手法「ソーシャル・ビジネス」、担保を持たない低所得者らに対する小規模融資、貯蓄、保険、送金の金融サービス「マイクロファイナンス」などについて調査・検討する初の取り組み。
システムが構築され、経済的困窮者の職業自立が進めば、市税収入の増大と生活保護費など福祉関係経費の削減、社会的課題に対する市民の意識向上と市のイメージアップなどが期待される。
初会合では、県内の求人状況、市の生活保護の状況、生活福祉資金の貸し付け状況などを踏まえて、プロジェクトの目的、今後の検討手法、スケジュールについて話し合った。新しい取り組みだけに、漠然としたイメージはあるものの、既存の制度と新しい仕組みをどのように結びつけるか、宇部市で展開するメリットなどの質問も聞かれた。講師として、「マイクロファイナンスのすすめ」著者の菅正弘・前北海道大公共政策大学院教授、工藤隆治宇部フロンティア大人間社会学部福祉心理学科教授、内田充範県立大社会福祉学部准教授を迎える。
プロジェクトでは今年度内をめどに、ソーシャルサポートの仕様書作成、モデル事業の民間公募、試験運用に取り組む。

カテゴリー:経済2010年4月23日

写真注文はこちら
無料試読キャンペーン
宇部日報購読案内
サンデージョブ
サンデーうべ
サンデーワイド
サンデートレンド
Sundayうべ・おのだ
Sunday西京
サンデーネットワーク
全国郷土紙連合
新聞協会
選挙権を持つ君へ
アーカイブ
single