チャイナプラス2010に宇部興産とUMG ABSが合同出展

展示品を見る田村会長(中央)と渡邊董事長 【中国上海市・枡永塁】アジア最大のプラスチック展示会「チャイナプラス2010」は十九日、上海新国際博覧センターで開幕。世界各国のメーカーのブースが並ぶ中、宇部興産(竹下道夫社長)とUMG ABS(出口隆一社長)も合同で出展している。宇部興産は今夏、タイでナイロン6の新設備が稼働するほか、UMG ABSは香港に続く現地法人を昨年、上海にも立ち上げ、営業活動を展開。両社にとって今後も需要拡大が見込まれる中国、アジアは重要な市場だけに、一層の拡販、顧客の新規開拓に向け、製品、技術力をアピールしている。初日は宇部興産の田村浩章会長が会場入り。社員を激励するとともに、情報を収集した。

展示会は、上海と広州で毎年、交互に開催。今年は約十五万平方メートルの展示面積に約二千百社が出展しており、会期中は約七万五千人の来場者が見込まれている。宇部興産とUMG ABSのブースは二階建て。メーンの一階では、大型モニターで会社のイメージ映像などを放映しているほか、四つの展示コーナーを設けた。
「タイ新設&汎用品」コーナーでは、特大パネルを使い、年五万㌧の生産能力があるタイの新設備を紹介し、ナイロン6で作られた食品フィルム、釣り糸などを展示。「自動車」コーナーには、ナイロン6、同66が採用された部品などを並べている。
「ウベスタ」コーナーでは、ナイロン12を用いたチューブのサンプルなどとともに、顧客のニーズに応じた幅広い品ぞろえや安定生産が可能な点など、同社の高い技術力をPR。UMG ABSコーナーでは、ABS、ASA樹脂でできた自動車部品、メッキを付けたABS樹脂製のシャワーヘッドなどに加え、建材用途材料、ノートパソコン外装に使われている炭素繊維強化材などを紹介している。
会場では、宇部興産機械(山本謙社長)の技術供与先の大同機械もブースを出展しており、宇部興産機械製品のパネル展示も行われている。
田村会長は「タイで製造するナイロンの主なターゲットは中国。ブース付近には競合会社も多いが、負けることのないようグループの総合力をアピールし、ユーザーだけでなく、製品を販売してくれる業者の開拓にもつながれば」と展示会での抱負。
UMG ABS上海の渡邊祐二董事長は「今年度から三カ年の中期経営計画では、中国ビジネスの強化を掲げている。中国のABS樹脂の需要の伸びはすごいので、製品を知ってもらい、市場の要求に応えられる体制も整えていきたい」と語った。

カテゴリー:経済2010年4月20日

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