楠こもれびの郷、農業研修施設が完成

完成した農業研修交流施設・万農塾(楠こもれびの郷で) 宇部市が楠地域の農業振興と交流人口の拡大を目的に整備した「楠こもれびの郷(さと)」で、最後に残っていた農業研修交流施設(万農塾)が完成し、十八日に市と指定管理者による開所式、オープニングイベントが行われる。昨年八月に温浴施設、農産物直売所、農家レストランがオープンし、利用実績は順調に推移しているが、農業・農村体験の新たな魅力が加わり、グリーンツーリズム、エコツーリズムの展開が期待される。

万農塾は温浴施設「くすくすの湯」の北側に位置し、三棟で構成する。研修棟はフローリングで、三十人程度の研修や小集会、集団宿泊の受け入れが可能。宿泊棟は三部屋(各八畳、畳敷き)を設け、シャワールーム、洗濯機も完備する。作業棟には農機具置き場、活動準備スペースがあり、室内研修・体験交流スペースを兼ねる。
施設には、指定管理者の楠むらづくり株式会社が専属スタッフを配置し、具体的な事業を進めていくが、単なる宿泊や貸館は想定していない。多様な担い手育成(宿泊または通所)では、対象を若年層(中・長期)、他業種からの転職者(同)、定年退職者(短期または中期)に設定。既存農業者は新規作物、新規栽培方法、農産加工について学べる。食育研修は薬膳(やくぜん)など。
都市生活者には、市民農園や圃場(ほじょう)、里山などのフィールドを生かしての農業・農村体験、農産物、木工加工、収穫して食べるという地産地消体験を提供し、交流人口の拡大を図る。
開所式は午前十時から同施設であり、久保田后子市長のあいさつ、来賓祝辞、事業概要説明の後、指定管理者へ引き渡される。
施設見学会に続いて、オープニングイベントがあり、朝市や農業研修交流イベント(収穫体験と調理、食事)を通じて、こもれびの郷全体を楽しんでもらう。

カテゴリー:経済2010年4月14日

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