宇部興産新社長に竹下さん

宇部興産は26日、取締役専務執行役員の竹下道夫さん(59)が社長に就任する役員人事(4月1日付)を発表した。田村浩章社長(66)は代表権のない会長に就く。千葉泰久副社長(65)は取締役となり、6月29日の株主総会後は相談役に。宇部渉外部担当は、引き続き務める。

第11代社長となる竹下さんは熊本県出身。九州大工学部を卒業後、1973年、同社に入社。タイカプロラクタム社上席副社長、執行役員建設資材セグメントセメント生産統括部長、常務執行役員エネルギー・環境部門長ならびに購買・物流本部長などを歴任し、2009年から現職。
田村社長は05年6月から、同社のかじ取り役を務め、収益基盤強化、財務体質の改善に取り組み、機能品・ファインを中心とする成長戦略事業の拡大、育成事業の成長にも力を注いできた。
東京都港区のザ・プリンスパークタワー東京であった会見で、田村社長は「4月からの次期中期経営計画開始に当たり、組織改訂を含めて攻めるべき体制ができたので、若手に社長職を譲り、さらにスピード感を持って宇部興産グループの企業価値向上に取り組んでもらうため交代を決めた」とバトンタッチの理由を説明。「竹下専務は機械部門を除く全部門でリーダーを務めた稀有(けう)なキャリアの持ち主。さまざまな事業をやっているグループに適任で、期待に応えてくれると確信している。選んだ責任があるので、会長としてしっかりバックアップしていきたい」と話した。
竹下さんは「田村社長から話があったのは1月末。想定外で青天のへきれきだった」と打診があった時の心境を語り「即答はできず、自問自答した結果、新会長をはじめ経営陣が一致団結して課題に当たっていく体制、風土が会社にあるので、それを支えとして引き受けた」。
今後の方向性については「外部環境が変わっても、メーカーとしてやるべきことは変わらないと考えている。技術力をベースに、R&D(研究開発)からマーケティングまでいかに連携を取って総合力を発揮、最大化していくかが重要」とし「重圧はあるが、110年を超える会社の歴史を支えてこられた先人の業績に恥じないよう、グループの力を結集し、社業発展に尽力したい」と抱負を述べた。
代表取締役の異動は次の通り。
▽代表取締役社長(取締役専務執行役員)竹下道夫▽取締役会長(代表取締役社長)田村浩章▽取締役(代表取締役副社長)千葉泰久

カテゴリー:経済2010年2月27日

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