市交通局、エコ定期とスクール定期を値上げ

宇部市交通局(芥川貴久爾局長)は10月1日から、割引率の高いエコ定期券とスクール定期券の価格を改定し、それぞれ値上げする。市の財政状況と全体的な使用料・手数料の適正負担を踏まえた方針。一定の収益アップは見込まれるが、環境への配慮という取り組みから導入したエコ定期券などは利用者減も懸念される。

エコ定期券は、地球温暖化の原因とされる二酸化炭素(CO2)の排出を抑えるため、環境に優しいバスの利用促進を図ろうと、2003年10月から導入した。特急便を除く全路線が1回100円で利用できる。12年度は1万2789枚を発行。現行は1カ月2000円だが、改定後は3000円になる。3カ月だと6000円が9000円。
スクール定期券は全路線を対象に02年4月から導入した。12年度は中学生から大学生、専門学校生までに2874枚を発行。通学だけでなく、土日・祝日の移動にも使えるとあって利便性が高い。現行は1カ月4000円で割引率は71%だが、10月から5000円(同率65%)になる。3カ月だと1万1000円が1万4000円、6カ月だと2万円が2万6000円。
価格改定に伴う増収効果は、エコ定期が10月以降の半年間で285万円、年間で570万円、スクール定期券は半年間で215万円、年間で430万円。トータルでは半年間で約500万円、年間で約1000万円を見込む。
両定期券の値上げは初めて。同局では「福祉的な要素が強く必要だが、割り引いた料金は税金で補?(ほてん)している。厳しい財政状況を踏まえ、割引率が高い定期を見直した。利用者にも一定の負担をお願いしたい」と理解を求めている。料金改定は今年度予算にも盛り込まれており、今月中旬に開かれた市議会産業建設委員会でも報告した。

カテゴリー:経済2013年6月26日

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