県漁協藤曲浦支店、幻のノリ期待の収穫

 

機械で刈り取られる長く伸びたノリ(9日午前1時すぎ、厚東川河口で)

幻のノリと呼ばれるカイガラアマノリの収穫が宇部市妻崎開作の厚東川河口で行われている。8日深夜は、県漁協藤曲浦支店のバラ干し海苔(のり)生産グループ(中野寛代表)の13人が、水底から養殖用の板を引き揚げ、機械などで刈り取った。

カイガラアマノリは環境省のレッドデータブックで、極めて絶滅の危険が高いまき類に指定されている。甘みが強いのが特徴で、一般的なノリの約10倍に当たる12㌘当たり約1000円で市販されている。
グループでは、県水産研究センターから技術支援を受け、昨年11月にノリのもとになる糸状体が入った板(縦60㌢、横30㌢)を1400枚、干潟に並べた。
潮が引いた8日午後11時半すぎから作業が始まり、長いものは約20㌢に伸びたノリを根元から5㌢残して刈り、板を再び元あった場所に並べた。
前回の刈り取りは2週間前。海中の栄養が豊富なため、成長のペースが速いという。収穫作業は月2回程度行い、3月末までに約1㌧の収穫を見込む。
漁業者は「成長が良い。品質に自信を持っている。製品化したら喜ばれると思う」と話し、宇部の新たなブランド化に期待を寄せた。

カテゴリー:経済2013年2月9日

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