補助金活用の出店好調

昨年10月に開店したごまの葉(新天町で)

宇部市の補助金制度を活用した中心市街地商店街への出店が、今年度は好調だ。昨年12月末現在での出店数は9件と、既に前年度の3倍。市商業振興課によると、制度の利用を検討している案件は、まだほかにもあるといい、2006年度以来となる2桁の出店数が見込まれるとともに、新規開店による商店街の活性化に期待が高まっている。

「中心市街地空き店舗対策事業費補助金」で、市の商業振興に向けた補助金の一つ。積極的に誘致活動を行い、テナント定着に努めている商店街組織へ補助し、中心市街地での空き店舗問題の解消、元気な商店街づくりを目指すもの。国の補助事業として1998年度からスタートし、99年度からは市の事業として実施しており、2011年度までの出店数は109件。
市中心部の11商店街が交付対象で、補助金は商店街組織に交付された後、出店者に渡される。店舗改修経費として利用でき、金額の上限は50万円。
今年度交付が決まった9件の商店街の内訳は、宇部新天町名店街が4件、宇部中央銀天街が3件、市常盤通振興会と松島町繁栄会が各1件。出店者の業種は、飲食が6店、小売り、サービス、美容院が各1店で、全て開店している。
坂野裕幸さんと大塚希さんが共同代表を務める「健康カフェ ごまの葉」は昨年10月、新天町名店街で営業を開始した。無農薬野菜と県産野菜を主な食材に利用し、500円の日替わりランチや軽食、飲み物などを提供している。
「開店に当たっては、補助金が出るのは非常に大きかったし、ありがたかった」と坂野さん。「手探りでスタートしたが、徐々に顧客も増えてきた」と現在の状況を説明する。大塚さんは「商店街はいい人ばかりで、助けてもらっている。ここで頑張っていきたい」と話す。
今年度、出店数が好調なことについて、同課では「特に制度の内容を変えた点はなく、空き店舗を何とか埋めようと取り組んでいる商店街の皆さんの努力の成果が出ているのでは」と分析。「市としては、市街地商店街、商業活性化に向け、引き続き支援していきたい」としている。
補助金の問い合わせは同課商業振興係(電話34―8355)へ。

カテゴリー:経済2013年1月28日

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