セルプ南風 10月あすとぴあに新施設

移転・新築後のセルプ南風の完成予想イメージ図

宇部市内で障害者就労支援事業を展開している社会福祉法人・南風荘(小林俊明理事長)は9日、2014年に迎える法人の創立60周年記念事業の一環として、神原町1丁目の障害者支援施設セルプ南風を、あすとぴあ2丁目に移転・新築すると発表。同日付で建設用地を購入。3月末までに整備に着手し、施設環境やサービス拡充を図って10月中のオープンを予定している。現在地は県有地で、移転後の活用法は未定。

移転・新築は、開設から38年が経過して老朽化した施設の耐震性確保などが理由。移転先は県産業技術センターの南西で、広さは約8872平方㍍と現在の4倍近くになる。建物は、居室エリアと生活介護エリアを含む鉄骨造り一部2階建ての本館棟、鉄骨造り平屋建ての就労棟と店舗棟があり、総延べ床面積は約2748平方㍍。総事業費は7億2800万円。
移転後は、定員40人の施設入所支援事業、同16人の就労継続支援事業をそのまま継続するほか、現行24人の生活介護事業は、福祉会館で実施しているデイサービス事業を統合して定員を44人に増やす。また、定員2人の短期入所事業を新たに始める。
小林理事長と同法人の西重国隆常務理事、移転先の土地を所有していた総合建設業・新光産業の古谷博司社長、守永準一郎常務が9日、新天町1丁目の山口銀行宇部支店会議室で売買契約書を交換後、会見して事業概要を明らかにした。
小林理事長は「新しい施設は、利用者が『働く・暮らす』をモットーに整備する。入所棟は職・住分離が基本で、これまでの4人部屋は完全個室化し、生活エリアや就労エリアなどはそれぞれ異なるフロアや棟に分ける。安心・安全に配慮した喜ばれるサービス提供を目指したい」などと話した。
南風荘は1954年に山口市鋳銭司で授産事業を開始。2年後に法人認可を受け、71年に宇部市小串へ作業所を移した。セルプ南風の開設は74年。重度身体障害者授産施設としてスタートした後、通所部門の開設や地域交流施設、常設展示販売店の整備などで事業拡充を図ってきた。敷地面積は約2253平方㍍、延べ床面積は約1901平方㍍。

カテゴリー:経済,その他の話題2013年1月10日

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