五十目山の山下さん”憩いの場”フォーチューン開業

フォーチューンを切り盛りする山下さん(五十目山町で)

宇部市五十目山町の山下貴子さん(52)が、祖母の代から続いた商店を改装し、子供から高齢者まで気軽に立ち寄れる憩いの場「フォーチューンYAMASHITA」を始めた。市のソーシャルサポート起業支援事業を活用した第1号。オリジナルのケーキやうどん、美肌効果のあるジュースなどを提供しながら、来店した人たちと語らいの輪を広げている。

市は「創舎地域貢献基金(まちづくり応援!冠基金)」を基に、高齢、環境、子育て、教育問題など、多様化する社会的課題をビジネスの手法で解決するソーシャルビジネスの創出、起業の支援、子供たちの夢の実現につながる活動に助成する子ども笑顔サポート事業に取り組んでいる。
山下さんの起業は、2011年6月から7月にかけて市が募集した起業支援希望者に登録したのがきっかけ。「最初は経済的困窮などが理由になっていたので、自分の動機とは食い違うかなとも思ったが、取り組んでみると、起業を踏みとどまっている人を後押ししてくれるいい制度。基金を創設してくださった企業にも感謝している」と語った。
起業のノウハウや経理を学び、市からの助成金50万円と自己資金でリニューアル。商店フロアはもちろん、奥の畳の間も開放し、応接セットなどを配した。店名は「幸運、大当たり」などを意味する大好きな言葉「フォーチュン」をもじった。オープンからもうすぐ半年。地元はもちろん、口コミなどで他地区から足を運ぶ人が増えてきた。
いいことはすぐに取り入れ、セットメニューなども充実させている。山下さんは「実家に一人でいてももったいない、空間を生かしたいと始めた。地域の子育て問題や高齢化が気になっていたので、集まっていろいろな話ができたら」と語る。

カテゴリー:経済2013年1月10日

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