ルネサス山口工場離職者、再就職目指し支援セミナーで最新情報

runesasu.jpg ルネサスセミコンダクタ九州・山口の山口工場の離職者を対象とした再就職支援セミナーは28日、宇部市の文化会館で午前と午後の部に合わせて390人が出席してあり、宇部公共職業安定所など関係機関から最新の雇用情勢や雇用保険受給手続きの進め方の説明があった。

経営再建の一環としてルネサスエレクトロニクスのグループ企業が9月に希望退職者を募り、東万倉の山口工場では10月末付で711人が離職。このうちの590人が新しい職場への再就職を目指している。
セミナーでは再就職のためのさまざまな情報が提供された。宇部公共職業安定所からは「内閣府が発表した11月の月例経済報告では、4カ月連続で景気動向が下方修正された。9月の有効求人倍率は全国平均が0・81倍、宇部の職安管内も0・83倍と厳しい状況にある」と説明した。
支援策として各種のセミナー、週単位での求人情報誌の発行、求人情報を閲覧するパソコンの増設などを紹介。企業が求める人材としては即戦力が期待され、資格や免許のある人、若い人が有利であるとし、求人票についても「票に掲載できない情報もたくさんあるので、自分の判断だけでなく職員と相談してほしい」とアドバイスした。
会場には担当者の説明に熱心にメモを取る人の姿もあった。山陽小野田市の男性(38)は「会社に残った人は転勤などが可能な若い人が多い。地元に家を建てた30、40歳代の多くは退職し新しい職場を探す決断をした。自分も中学生の2人の子供がいるが、製造の仕事にこだわらず考えていきたい」と話した。
宇部市の男性(43)は「製造ラインで働いていたが、経験が他の製造現場でそのまま生かせるわけではない。中途半端に再就職して辞めることを繰り返すわけにはいかないので、公共職業訓練所に通って資格を取るなりしてじっくりと取り組みたい」。
金属加工会社に再就職が決まり、この日は雇用保険の手続き方法などを聞きに来たという女性(24)は「事務職の求人応募を見つけ面接を受けたが、山口工場で製造ラインに従事していた経歴を見られて『製造部門はどうですか』と勧められ応じた。12月から働くが、職場仲間の多くが再就職が決まっていない中でラッキーだった」とスムーズに再就職できたのを喜んだ。
県商工労働部によると山口工場の離職者のうち再就職が決まっているのは現在までに約20人という。

カテゴリー:経済2012年11月29日

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