第2はばたき、キクラゲ栽培で就労支援

キクラゲの管理に精を出す職業指導員たち(第2はばたきで) 社会福祉法人光栄会の就労支援サービス事業所・第2はばたき(中村研次事業管理者)=宇部市二俣瀬善和=が、県内の事業所で初めてキクラゲ栽培に乗り出した。9月中旬から、2棟を使って指導員による試験栽培を開始。管理法や収穫・検品などのノウハウを習得した上で、来春からは利用者も作業に加わる。

キクラゲはカルシウムやビタミン、鉄分、水溶性食物繊維が豊富に含まれ、便秘解消やダイエットにも効果があるとされる。中華食材として知られるが、くせがない味で和・洋食にも幅広く活用可能。乾燥キクラゲのほとんどは中国産で、国産は1%にも満たない。国内では主に九州で生産されている。
同事業所で栽培するのは「長州生きくらげ」。3年前から事業に取り組み、九州を中心に100棟を展開するサンアロー(宇部市芝中町)が、菌床培養から技術指導、流通、販売まで一括で請け負う。近安裕司社長は「軌道に乗れば工賃がアップする。障害者の雇用促進のためにも、ブランド化を進めて、事業の拡大を図りたい」と抱負を語る。
キクラゲはビニールハウスで菌床を開封後、2~3週間で芽吹く。その1週間後から4カ月近く、次々と収穫できる。菌床当たりの収穫量は700~800㌘。1200菌床を栽培している同事業所では、1周期で約1㌧の生産を見込む。通常は年間2周期だが、ハウス内を25~28度に保てれば通年栽培も可能。施設内で検品し、生は居酒屋やスーパー、乾燥キクラゲはスーパーやデパートでの販売を予定している。はばたきでは、将来的には菌床の生産も視野に入れながら、事業に励む。

カテゴリー:経済2012年10月11日

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