宇部テクノパーク・アソートセンター完成

専用の自動機が並ぶ2次加工室 学生服や体操服の総合メーカー、明石被服興業(河合秀文社長、本社岡山県倉敷市)が宇部市の宇部テクノパークに建設を進めていた「宇部テクノパーク・アソートセンター(宇部TAC)」が完成した。単なる物流センターではなく、学生服特有の2次加工、個別組み込みを行う西日本地区の拠点として整備した。業界では初めてとされる一貫体制を取ることでリードタイム(所要、調達期間)を短縮し、少しでも早く顧客へ届ける。

アソートセンターはテクノパークの2区画3万3000平方㍍に建設した。際波の宇部工場などから運び込まれた製品がいったんストックされ、ネーム刺しゅうやズボンの裾上げ、スカートの丈やウエストの調整など2次加工を施し、一人一人の注文内容に応じたセットを組み合わせて発送する。特にズボンの靴ずれ折りは特注の自動機を導入。業務効率が上がる工夫は各フロアで見られる。革新的なシステムは、市の第2回イノベーション大賞に認定された。
最も忙しいのは私立高入試の発表がある2月中旬から4月の入学式までの2カ月間。同センターでも1日に1000セットは仕上げるという。4月以降は1年後の春に向けて、各校の制服(平均サイズ)をストックしていく。
同社物流企画室室長で、同センターの立ち上げに携わる守田定史センター長は「裾上げや刺しゅうなど、これまで外注したことを内製化し、業務の改善もこれまでのノウハウを生かした。少しでも早く届けることで顧客満足度を高めたい」と語った。
同社は1944年設立。高校の制服ではトップシェアを誇る。宇部工場は69年に建設した。

カテゴリー:経済2012年7月17日

写真注文はこちら
無料試読キャンペーン
宇部日報購読案内
サンデージョブ
サンデーうべ
サンデーワイド
サンデートレンド
Sundayうべ・おのだ
Sunday西京
サンデーネットワーク
全国郷土紙連合
新聞協会
選挙権を持つ君へ
アーカイブ
single