“はけ”に復興の願い、大川内さんボランティア

全国17社の塗装業者でつくる「日本塗り替え研究会(通称塗り研)」はこのほど、岩手県陸前高田市の「陸前高田 未来商店街」のコンテナ店舗の屋根に断熱塗料を塗るボランティアを行った。県内で唯一の会員企業、大川内塗装工業(宇部市西本町)の大川内正之社長(37)も参加し、夏を快適に過ごしてもらおうと、奉仕の汗を流した。

未来商店街は、震災で店舗を失った商店主が集まり、仮設のコンテナ店舗で2月から商売を再開した商店街。コンテナをデザインする塗料を探していた商店主たちが、塗り研のホームページにメールを送ったのをきっかけに交流が始まり、商店街がスタートして初めての夏を迎える前に、断熱塗料を塗ることを提案した。
作業をしたのは15、16日の2日間。会員企業14社15人の他、賛助会員や趣旨に賛同した陸前高田市、宮城県仙台市、石巻市の3社の塗装業者などから7人も加わった。雨が降った初日は洗浄のみを行い、2日目に屋根の上に登って11棟を塗装。明るい色合いにしてほしいという商店主たちからの要望で、花と緑をイメージするピンクと薄い黄緑色を使った。
東日本大震災後、初めて被災地を訪れた大川内社長は「さら地になった町を見て、自然の恐ろしさを痛感した。夏を迎えるのが楽しみと喜んでもらえたので、少しは役に立てたかなと思う。復興への継続支援の必要性も感じた」と感想を語った。

カテゴリー:経済2012年5月22日

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