山陽小野田市、農事組合法人「和の郷」が発足

農事組合法人化を喜ぶ組合員や関係者(平沼田自治会館で) 厚狭平沼田地区の農家で組織する農事組合法人「和(なごみ)の郷(さと)」が14日、設立された。30人の組合員が14・4㌶の農地を利用し、共同で米や小麦、野菜作りに取り組む。

農業従事者の高齢化、兼業化、後継者不足が言われる中で、効率的で永続した営農を繰り広げるために、各地の集落で共同で営農に取り組むようになっている。
平沼田地区でも担い手の高齢化が進展し、農地の維持が困難になってきたため、1992年に集落内で圃場(ほじょう)整備したのを契機に営農組合を組織し、農機具の共同購入や共同利用を行い、個別経営による過剰投資を避けてきた。
今回、営農組合から農事組合法人に組織替えし、作付けから管理まで一貫して組織的に取り組むことにより、労働力の確保、持続可能な営農の実現を図ることにした。
農事組合には60歳代から80歳代を中心に、16戸から30人が参加した。共同で生産計画を立てて、農産物の生産・貯蔵・管理・販売など全て共同で行う。主な生産物は米、小麦、カボチャ、ブロッコリーなど。
設立総会では村上俊治代表理事(63)が「平沼田地区は市の最北部に位置し、すぐそばが美祢市という典型的な中山間地域。営農組合時代の取り組みで比較的、良い農業環境を確保しているが、農事組合法人化により、さらに良い形で農地を将来に引き継ぎたい」と抱負を話した。
白井博文市長は「周辺の自然環境の素晴らしさに農業の未来を感じた。法人化が農地と地域を守っていくことを祈っている」とエールを送った。広岡隆義美祢農林事務所長、前田文樹JA山口宇部組合長が来賓祝辞を述べた。
市内で集落営農法人が設立されるのは、石束・不動寺原、七日町、川上に次いで4番目。県内では135番目となる。

カテゴリー:経済2012年4月16日

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