2社、市と進出協定

協定書を交わし、握手するエイムの藤井社長(左、市役所で) 宇部市寿町のコンピューターシステム・ソフトウエア業、エイム(藤井政夫社長)と阿武町奈古の土木工事・産業廃棄物収集運搬業、小田産業(小田茂正社長)は13日、市内の産業団地に進出するのに伴い、県の立ち会いの下、市と協定書を交わした。

エイムは宇部臨空頭脳パークへ事業所を新設し、本社を移転する。敷地面積は3501平方㍍で、建築面積は601平方㍍。クラウド技術を活用し、高齢者の見守りができるようなパッケージを研究開発する。電気錠や防犯カメラ、ネットワークなどセキュリティー面の強化を図る。
設備投資額は約2億円。12月の操業開始を目指す。
藤井社長は「社名のエイムには志という意味がある。創立して10年。地元でも品質の優れたソフトウエアが開発でき、地元の学生を優秀な技術者に育てるという原点に返り、社員の意識を高める上でも基盤を整備したい」と語った。現在、従業員数は69人で、10年後には150人にしたいという。
小田産業は宇部テクノパークに進出する。自動車のトランクルームに利用されている複合プラスチックを化学的に分離し、純度の高い原料に再生し、自動車メーカーに提供する。環境関連産業の集積に弾みがつくとして、第3回のイノベーション大賞に認定された。
敷地面積は4432平方㍍、建築面積は1022平方㍍。設備投資額は約2億7000万円で、8月の操業を目指す。調印式の後、イノベーション大賞の認定証を受け取った小田社長は「宇部地域の活性化はもちろん、自動車関係、環境関連産業の新規立地エリアとして評価が高まり、雇用創出もできるよう取り組んでいきたい」と抱負を語った。
市工業振興課によると、企業誘致は昨年度から好調に推移しており、イノベーション大賞や補助金制度の充実、トップセールスなどの取り組みが成果を上げている。両社の進出により、テクノパークの分譲率は34・8%、臨空頭脳パークは77・8%になる。

カテゴリー:経済2012年4月14日

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