2企業が13日進出協定、未分譲地解消へ誘致進む

宇部市の産業団地に阿武町奈古の陸上運送業・土木工事業、小田産業(小田茂正社長)と、寿町のコンピューターシステム・ソフトウエア業、エイム(藤井政夫社長)が相次いで進出する。13日には県の立ち会いの下、市と協定を結ぶ。企業誘致は昨年度から好調に推移しており、イノベーション大賞や補助金制度の充実、トップセールスなどの取り組みが成果を上げている。

小田産業は宇部テクノパークに進出する。自動車のトランクルームに利用されている複合プラスチックを化学的に分離し、純度の高い原料に戻すリサイクル工場を建設する。再生原料は自動車メーカーで再利用される。環境関連産業の集積に弾みがつくとして、第3回のイノベーション大賞認定候補に選ばれた。調印式に引き続き、認定証が授与される。設備投資額は約2億7000万円で、8月の操業を目指す。
エイムは宇部臨空頭脳パークに進出する。コンピューターシステムの設計・導入および指導業務、ソフトウエアの開発・販売および保守、システムの運営および管理の委託などを手掛ける。創立10周年にあたり、事業拡大とセキュリティー面強化のため、事業所を新設し、本社を移転する。設備投資額は約2億円。12月の操業開始を目指す。
両社の進出により、テクノパークの分譲率は34・8%、臨空頭脳パークは77・8%になる。テクノパークでは、イノベーション大賞認定1号の粉体設備機器メーカー、セイシン企業が5日に開所式を行い、学生服、ユニホームの総合メーカーで、同賞認定2号の明石被服興業も8月の操業開始に向けてアソートセンターを建設中。市内のユーディーエンジニアリングは民間企業として初めて宇部新都市に進出し、精密板金加工を手掛けるヤマシタの新工場、広島県尾道市の備後特殊金物の産業用樹脂成形網製造・開発拠点も宇部臨空頭脳パークにできる。
市工業振興課では「震災リスクの分散名目の立地はないが、それぞれ事業拡大や、まとまった事業用地が必要として進出された。年間1、2件だった企業誘致が増えている。今後も取り組みを継続し、未分譲地の解消を図りたい」と語った。

カテゴリー:経済2012年4月7日

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