市バスに東部市内循環線、4月から運行

新規路線を走る小型バス 宇部市交通局 (吉本栄三局長)は、市営バスの新しい路線として、市内の主要施設へのアクセス向上と市街地の活性化を目的とした「東部市内循環線」(仮称)を4月から運行する。小型バス(乗車定員39人)が中心市街地の幹線、支線を回るフィーダー(寄り道をする)交通で、高齢者の移動支援はもちろん、観光やビジネスなど、さまざまな利用を見込んでいる。2ルートで1日8便が走る。

宇部新川駅を起点に町中と山口宇部空港、ときわミュージアム、商業施設を結ぶ。それぞれを終点とした直通ルートはあるが、新規路線はバスが走っていない新しいルートを加え、バス停を新設するなどして利便性を高める。右回りと左回りがあり、県総合庁舎、市役所(帰り便のみ)、ときわミュージアム、高専グラウンドにも立ち寄る。バス停が遠かった野中は、ミュージアム前からバスが利用できるようになる。西琴芝の停留所は、安全上の問題から今回見送った。運行開始に伴い「山口宇部空港循環線」は廃止する。
始発は午前9時25分と同55分、最終便は午後3時25分と同55分。ほぼ2時間置きに出発する。一周の所要時間は1時間8分。運賃は現行路線の料金体系と変わらない。利用見込みは空港循環線の1便当たり7~23人から5人程度の上積みとしている。
2002年から06年までコミュニティー循環バス「カッタGO」を走らせていたが、採算が取れず廃止した。高齢化やマイカーから公共交通へという環境への取り組みなど、社会情勢を踏まえ、地域特性に合った新しい挑戦となる。同局では「観光、生活、ビジネスなど、幅広く利用してもらいたい。高齢者はもちろん、車を持っている人にも乗っていただけるようになれば」と期待を寄せる。
現有車両でやりくりするため、循環線専用の車両が仕立てられず、ほかのバスとの差別化が今後の課題。利用者が増えれば、便数や車両の限定、バス停の新設なども検討していくという。
新規路線をイメージした、誰にでも分かりやすく親しみやすい愛称を募集する。10文字以内で表記できるものとする。応募は1人1点。
同局、新川と常藤営業所、市営バス車内にある応募用紙に記入し、22日までに郵送、持参、ファクス、メールで〒759─0134宇部市善和203─90、宇部市交通局(ファクス22─1772、メール)へ。
採用者と応募者から抽選の5人に記念品を贈呈する。

カテゴリー:経済2012年2月9日

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