野菜高値、家計も”厳冬”

値上がりや品薄が懸念されているトマト(ウェスタまるき西宇部店で) 野菜の高値傾向が続いている。低温と日照不足で全般的に生育が遅れているのが主因。立春は過ぎたものの、寒さと共に家計にとっても厳しい季節が、まだまだ続きそうだ。

宇部大同青果によると、バレイショ、タマネギ、サトイモなどの土物類を除いて、野菜の卸売価格は軒並み、前年同期より値上がりしている。
特に、トマト、キュウリ、ナスなどの果菜類の値上がりが顕著で、市中央卸売市場での1月の単価は前年同月比で129%に達した。
「地物は露地栽培が多いので、天候に左右されやすい。雪が積もると収穫できない上、物流も滞る。キュウリは恵方巻きの季節的な需要が集中した。安心安全への関心が高まる中で、関東市場からの需要が増えてきたのも一因ではないか」と分析している。
JA山口宇部は「キャベツやブロッコリーは生育が早まり、前倒しで収穫されたため、一時はかなりの出荷量があったが、その反動で品薄傾向にある。はなっこりーは雨と雪、霜の影響で収穫が遅れている」と説明。
「トマトやキュウリも生育が1~2週間遅れており、このままの天候が続けば3月まで高値になるのでは」と予測する。
葉物野菜は冬時期、鍋料理への需要が多くなり、全般的に高めになるが、小売価格が2倍近く上がった野菜もあった。
ウェスタまるき西宇部店は「トマトやナスが品薄だった日もあった。消費者が買いやすいように、ばら売り、1個売りは欠かさないようにしている」と努力を続ける。
消費者も価格には敏感で、野菜の買いだめを控え、モヤシやトウミョウなどの天候に左右されずに手軽に食べられる野菜で代用する動きが出ている。

カテゴリー:経済2012年2月8日

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