中電がメガソーラー計画、沖の山 2014年運転開始予定

計画を説明する岩崎副社長(中央)、平野役員(市役所で) 中国電力(本社広島市)は1日、宇部市西沖の山の社有地に大規模太陽光発電所(メガソーラー)を建設する計画を発表した。宇部太陽光発電所(仮称)は2014年度の運転開始を目指す。年間発電電力量は一般家庭約900世帯の年間使用量に相当する344万㌔㍗時を見込む。同社のメガソーラーは昨年12月に運転を開始した福山太陽光発電所(広島県福山市箕沖町)に次いで2カ所目。

現在、パワー・エンジニアリング・アンド・トレーニングサービス・エンジニアリングセンター(PET)がある旧新宇部発電所の敷地内に建設する。敷地(36㌶)の南側20㌶のうち5㌶に太陽光パネルを敷き詰める。出力規模は3000㌔㍗。運転開始による二酸化炭素(CO2)排出量の削減効果は年間約2000㌧程度。13年度着工に向けて、これから設計に入り、詳細を詰めていくため、パネルの設置枚数などは未定だが、同規模の福山発電所は約1万6000枚を設置している。総事業費も明らかにしていない(福山発電所は約12億円)。
同社の岩崎恭久副社長、平野正樹上席執行役員が同日、県と市で計画を説明した。宇部を選定した背景として、面積が広い社有地であること、日照条件が良いこと、変電、送電設備が近いことを挙げた。建設後は普及啓発を目的とした見学についても市と相談し、活用を検討していく。エネルギー自給率の改善や地球環境負荷低減の観点から再生可能エネルギーへの期待は高まっており、同社では20年度までに1万㌔㍗程度を目安としてメガソーラー発電の開発に取り組んでいく。
久保田后子市長は「東日本大震災以降、再生可能エネルギーが期待される中で、メガソーラー発電所が環境共生都市を目指す本市に建設されることを大変うれしく思う。低炭素社会の実現に向け、今後もなお一層、太陽光発電などクリーンエネルギーの利用促進に取り組んでいきたい」とコメントした。

カテゴリー:経済2012年2月2日

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