観光客増の期待 乗せ、ANA東京線に787就航

山口宇部空港に到着した初便(23日午前8時25分ごろ) 次世代中型旅客機として全日空(ANA)が投入した最新鋭機ボーイング787が23日朝、山口宇部―東京・羽田線に就航し、山口宇部空港で歓迎セレモニーがあった。在来機のボーイング767などの後継で、山口宇部は国内で3番目の就航地。利用者の増加と県内観光の促進が期待されている。

初便(ANA691便)は定刻通り午前8時25分、山口宇部空港に到着。消防車2台の歓迎放水によるアーチをくぐって、待ち受けた市民の前に機影を現した。
就航セレモニーは国内線ターミナルビルの2階ロビーであり、関係者と空港利用者ら約200人が出席。おいでませ山口観光宣伝部長の「ちょるる」、宇部市イメージキャラクターの「チョーコクン」も参加した。
ANAの岡田晃オペレーション統括本部長は「ボーイング社と新世代の飛行機として造り上げてきた愛着のある機。部品の35%を日本企業が製造。旧大和町(光市)で主翼の一部が造られており、そういう意味では里帰りフライトになった」とあいさつし、機体の特徴を説明。「山口県と共に路線を成長させ、地域に貢献したい」と抱負を述べた。
来賓として出席した二井関成県知事は「来年3月にかけて岩国錦帯橋空港が開港する。1県2空港のメリットを生かし、観光ルートを活性化させたい」と祝辞。宇部市の西山一夫副市長(市長代理)は「環境に優しい機体は、環境先進都市を目指している本市としてもうれしい。乗客増へも、利用促進振興会としっかり取り組みたい」と述べた。
テープカットに続いて、地元のたちばな幼稚園(今村南1丁目)の園児代表から、機長と客室乗務員に花束が手渡された。
羽田にたつ694便の搭乗者には、宇部い~な大使の野村千晶さんらから記念品などが贈られた。
山口宇部空港に就航したボーイング787─8型機は座席数264席。全長56・7㍍。全幅60・1㍍。
全重量の約半分にカーボンファイバーの複合素材を採用し、大幅な軽量化を実現。在来機のボーイング767と比較して、燃料効率を20%向上させ、二酸化炭素の排出量を20%削減させるなど、優れた環境性能を有している。
客室は窓が広くなり、手荷物入れも大型化。気圧差による不快症状を和らげるなど、乗客に優しい機内環境を設計している。31日までは1日1往復。2月1日以降は1日2往復する。

カテゴリー:経済2012年1月23日

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