長州産業の太陽電池パネル、中国電力のメガソーラに

中国電力福山太陽光発電所に使われている長州産業の太陽電池パネル 中国電力は、広島県福山市箕沖町に建設していた同社で初めてのメガソーラーとなる「福山太陽光発電所」の営業運転を、このほど開始した。この発電所には、太陽光発電システムや有機EL(エレクトロルミネッセンス)製造装置の製造メーカー、長州産業(岡本要社長、本社山陽小野田市新山野井)製の太陽電池パネル1万6544枚が納入されている。

最大出力は3000㌔㍗で、年間発電電力量は約368万㌔㍗時を見込み、一般家庭約1000世帯の年間使用電力量に相当する。太陽電池の設置面積は約4万5000平方㍍(320㍍×140㍍、マツダスタジアムの約2個分に相当)。二酸化炭素(CO2)削減量は年間2100㌧になる見込み。
長州産業は、1998年から太陽光発電システムの販売に参入。当初は三洋電機から発電効率が高い単結晶シリコンタイプのOEM(相手先ブランドによる生産)製品の供給を受けていたが、2009年から自社開発した製品の製造、販売を開始をした。最初は、多結晶シリコンタイプを扱っていたが、現在は単結晶シリコン型の製造・販売を手掛けている。
同社は、10年12月に同社敷地内に一貫生産体制で太陽光発電システムを製造する新工場を建設した。延べ床面積は約1万2000平方㍍で、投資額は79億円。シリコンインゴットの円柱切断機、太陽光パネル製膜装置などを導入。当初は年間30メガ㍗(一般家庭用換算で8000軒分)の生産を目指し、今春から本格稼働を開始する予定。最終的には100メガ㍗に引き上げる見込み。
国内では、今年7月からの再生可能エネルギーの全量買い取り制度開始により、出力1000㌔㍗を超えるメガソーラーの建設が活発化するため、同社では公共・産業用の太陽光発電システムの拡販にも注力していく。

カテゴリー:経済2012年1月6日

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