市イノベーション大賞、認定候補に小田産業(阿武町)

宇部市は、第3回イノベーション大賞の認定候補として、阿武町奈古の陸上運送業・土木工事業、小田産業(小田茂正社長)の環境関連事業「複合プラスチックの分離回収施設整備事業」を選んだ。市内の産業団地への進出が確実になった時点で正式に認定し、操業開始後、事業奨励金1億円を交付する。

同社の事業は、県産業技術センターと共同開発した技術を展開するための拠点整備。自動車の内装材に使われている複合プラスチックの端材から主成分のPP(ポリプロピレン)を化学的に分離回収し、元の材料として再生利用できるようにするもの。現在、製造過程で発生する端材は、その多くがサーマルリサイクル(焼却処理の際に発生する熱エネルギーを回収・利用)されているという。
画期的な技術により、環境関連産業の集積に弾みがつくとともに、自動車関連産業の立地も期待される。宇部テクノパークへの工場建設により、約11人の新規雇用が生まれる。
県、やまぐち産業振興財団、山口大、県産業技術センター、宇部商工会議所、市の各代表による審査会が、本来の技術革新のみならず、新たな発想で地域や市民生活を変える「地域のイノベーション」を視点に選んだ。
同社は1965年設立。産業廃棄物収集運搬の免許を持ち、阿武町、萩市を中心に事業を展開。土木業では官公庁および地元業者の下請けを行っている。9月現在の従業員数は8人。

カテゴリー:経済2011年11月15日

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