「寝太郎かぼちゃ」デビュー間近

順調な生育を喜ぶ村田さん(七日町で) 新しい特産品として市内山陽地区の農家が今年から生産に取り組んでいる「寝太郎かぼちゃ」が、順調に育っている。今月末から収穫に入り、しばらく貯蔵して追熟させた後、甘味を増したカボチャが11月末にデビュー。地域興しの新ブランド野菜として期待が集まっている。

山陽地区では4年前から、JA山口宇部のブランドカボチャ「くりまさる」を生産している。文字通りクリにも勝る甘さで、人気ブランドとなっている。こちらは6~7月が収穫期だが、栄養満点でおいしいと市場価値が高いカボチャを冬場にも提供しようと、同じ生産農家がJA山口宇部カボチャ生産組合(村田敏治組合長)を組織し、2ヘクタールで生産を始めた。 品種は「くりゆたか 」。
玉太りが良く、肉質は最上級のほくほくとした粉質で、くりまさると同様に甘味が強いのが特徴。JA山口宇部山陽営農総合センターや美祢農林事務所の指導を受けながら、8月上旬から中旬にかけて種をまいた。
霜が降りる時期までに収穫を済ませるため、種はじかまきした。また大玉、高品質を狙い、つる1本に実を一つだけ残し、栄養を集中させる栽培方法にこだわった。
七日町営農組合の一員として七日町で「寝太郎かぼちゃ」作りに携わっている村田組合長は「約1000個のカボチャがなっている。苗の頃に台風が来て茎が折れる被害があったが、あとは順調に育った。比較のためにつる1本に実を二つ残したが、やはり一つの方が大きく育った」と2㌔前後にまで成長したカボチャに目を細める。
埴生、厚狭地区などに点在するカボチャ畑では、今月末から来月上旬にかけて収穫が行われる。
初年度は約20㌧の収量を見込み、冬至カボチャとして需要が大きくなる?月末から県内スーパーで販売される。
平井勇JA山口宇部山陽営農総合センター所長は「ネーミングは寝太郎伝説にあやかった。寝太郎が古里を実り多い豊かな地域にしたように、新しいブランドがまちを活性化させPRしてくれるのを期待する。来年以降は作付面積を増やし、県外にも販路を拡大したい」と話した。

カテゴリー:経済2011年10月21日

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