宇部の地価 住宅地4.7%、商業地7.5%減

 県は20日、土地取引価格の指標に役立てられる2011年の地価調査結果を公表した。7月1日付で県内19市町全域の408地点について実施。上昇地点は無く、全体の変動率は住宅地が前年比5・0%減、商業地が同6・2%減。住宅地は13年連続、商業地は18年連続の下落となった。市町別の変動率で宇部は、住宅地が4・7%減、商業地が7・5%減、山陽小野田は住宅地が5・6%減、商業地が6・3%減。宇部の商業地はワースト4位で、防府、長門、阿武に続いて下落が目立った。

全国の変動率は、住宅地が3・2%減、商業地が4・0%減。全国的に下落幅は前年より縮小し、県内も商業地、宅地見込み地、準工業地、工業地などは同様の傾向を示したが、住宅地、市街化調整区域内宅地など宅地関係は横ばい、または拡大傾向だった。県の全国順位は、変動(下落)率の住宅地がワースト7位、商業地が同10位、平均価格の住宅地が33位、商業地が38位。
県内の基準値で最高価格だったのは、住宅地が昨年に続いて「和木町和木3─149─9」で1平方㍍当たり7万8700円、商業地は昨年2位だった「山口市小郡高砂町2─3」で同19万3000円。価格のベスト10に地元関係は無かった。
変動率が最も大きかった住宅地は「防府市国分寺町2680─33」の11・4%減。防府市は住宅需要の減退などで落ち込みが激しく、下落幅ワースト10のうち8地点を占めた。商業地のワーストワンは「周南市本町1─19」の8・8%減。地元関係では、同2位に「宇部市中央町2─6─8」の8・7%減が入ったのをはじめ、宇部の4地点がワースト10入りした。
宇部市の調査地点は41地点(うち住宅地27、商業地8、準工業地と工業地各2、宅地見込み地と林地各1)。平均価格と変動率は、住宅地が2万6200円で4・7%減、商業地が5万1200円で7・5%減。最高価格は、住宅地が「南小串2─10─18」の4万7400円、商業地が「中央町2─6─8」の7万8500円。
山陽小野田市の調査地点は15地点(住宅地9、商業地3、宅地見込み地と準工業地と工業地各1)。平均価格と変動率は、住宅地が2万1400円で5・6%減、商業地が4万1000円で6・3%減。最高価格は、住宅地が「高千帆2─757─30」の2万8000円、商業地が「新生1─1834─5外」の5万3100円だった。
山口市の阿知須地区は4地点(住宅地3、商業地1)で、宅地の最高価格は「阿知須竜神2770─13外」の2万3900円で前年比3・6%の下落。商業地の「阿知須浜村4746─6外」は3万4500円で、変動率は3・1%減だった。

カテゴリー:経済2011年9月21日

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