JR美祢線26日から運行開始、年間10万人の乗客増目指す

通常は山口線を走っているSL「やまぐち」号の明治風客車 JR美祢線利用促進協議会(会長・村田弘司美祢市長)の第3回総会は6日、美祢市民会館で関係者約30人が出席して開かれ、26日から運行を再開する美祢線の新規利用者を2013年度までに1日300人、年間10万人増やす需要創出目標を確認した。そのために、再開に合わせて沿線公共施設の利用料減免や、ノーマイカーデーの実施などのマイレール運動を繰り広げる。

美祢線の1日の利用者数は、運休前は1日約600人だった。再開後に新たに創出する利用目標を、今年度が1日150人(1乗車を1人としてカウント)とし、12年度は1日230人、13年度に1日300人に設定した。
これを実現するために、市職員や沿線企業の従業員の通勤や出張利用、ノーマイカーデーの設定、美祢線利用者を対象とした沿線公共施設などの利用料減免、回数券の利用促進、幼保育園・学校の交流事業、観光イベントの企画といった38の利用促進メニューを盛り込んだJR美祢線マイレール運動を実施。観光列車運行などの運転再開記念観光キャンペーンも展開する。
公共施設の減免は、きらら交流館(山陽小野田市)の入湯料や秋芳洞(美祢市)入洞料を半額にしたり、金子みすゞ記念館(長門市)入館料割引など10施設が対象となる。
沿線3市の商業、観光、福祉、自治体、婦人会、老人クラブら210団体(延べ約8万5000人)と連携し、利用促進に取り組む。
26日は3市の拠点駅で運転再開記念式典を開催。厚狭駅では午前8時半から1番ホームで二井関成県知事ら来賓を招いてセレモニーを行う。この後、SLやまぐち号が通常けん引しているレトロ客車3両が、限定ヘッドマークを付けて記念列車として発車。長門市駅との間を往復する。長門市駅からもディーゼル車が美祢駅まで運行する。
運転本数は再開前と同じ上下計22本。JR西日本では美祢線を身近に感じてもらうために、10月30日まで大人1000円、子供500円の美祢線1日乗り放題きっぷを発売する。
村田市長は「行政、企業、団体はもとより何より住民がわれわれの鉄道、マイレールとして利用促進に努めることが存続を確かなものにする」と話した。

カテゴリー:経済2011年9月7日

写真注文はこちら
無料試読キャンペーン
宇部日報購読案内
サンデージョブ
サンデーうべ
サンデーワイド
サンデートレンド
Sundayうべ・おのだ
Sunday西京
サンデーネットワーク
全国郷土紙連合
新聞協会
選挙権を持つ君へ
アーカイブ
single