JR美祢線、9月26日から再開

JR美祢線の再開について話す杉木支社長(右、24日午前11時すぎ、県庁で) JR西日本広島支社は24日、県庁で会見し、昨夏の豪雨災害で全線不通になっている美祢線の運転を9月26日から再開する、と発表した。運転本数は災害前と同数の上下計22本。ダイヤは、接続を考慮して変更したという。再開に向けて、9月3日からは全駅の清掃をスタート。21日からは試運転が始まる。運行中の代行バスは25日限りで終了。

再開初日は、山陽小野田市など沿線の3市でつくる美祢線利用促進協議会が式典やイベントを予定している。
美祢線は、山陽小野田市の厚狭駅から美祢駅(美祢市)を経て長門市駅(長門市)へと延びる総延長46㌔、全12駅の路線。昨年7月15日の豪雨で、湯ノ峠駅―厚保駅間にある第3厚狭川橋梁(きょうりょう)が橋脚ごと流失するなど各所で被害を受け、全線不通となった。沿線住民の「足」を確保するため、同7月21日からは代行バスの運行がスタートした。
復旧工事は11月から本格化。土台ごと無くなった第3厚狭川橋梁の再生が大きな障害になるとみられていたが、県が「国体までの再開」を掲げて積極支援したこともあって、全国でも例を見ない「驚異的な早さ」での復旧につながった。
また、沿線3市は協議会を立ち上げ、黒字化を図るための利用促進策について意見を交わしてきた。
会見で杉木孝行同支社長は「最も作業に手間がかかった第3厚狭川橋梁は、既に仮設橋脚の撤去や電気工事を残すだけで、再開のめどが立った」と話した。再開後の運行ダイヤは厚狭駅・美祢駅発の下りが12本、長門市駅発の上りが10本。厚狭駅発は始発が午前6時30分、最終が午後8時38分、厚狭駅着は第1便が午前6時41分、最終が午後9時52分。
営業運転を前に行われる試運転は、21~25日に実施。同支社では、踏切の通行時に注意を呼び掛けている。
また、再開を記念して、9月26日から10月31日まで利用できる「美祢線1日乗り放題きっぷ」を発売する。大人1000円、子供500円で、1日に限って各駅で自由に乗り降りできる(仙崎線は不可)。取り扱いは9月20日~10月30日で、乗車日前日までに購入する。

カテゴリー:経済2011年8月24日

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