正月飾りは「いこい」製、伝統行事の事業引き継ぐ

丹精込めて部品を製造する利用者ら(いこいで) 宇部市寿町2丁目の琴芝駅通りにある障害福祉サービス事業所いこい(藤本和明管理者)が、新規事業として正月飾りの部品の製造販売を始めた。廃業する市内の事業主から、市障害者就労支援ネットワーク会議(益原忠郁会長)に相談があり、引き継ぐことになった。利用者たちは、4カ月余り先の出番に備えて、扇子やえびなどの縁起物を丁寧に仕上げている。

いこいは、社会福祉法人山家連福祉事業会(山本悟理事長)が2004年10月に開所。現在は20~60歳代の知的・精神障害者20人が、職員の指導を受けながら、パンの製造販売、野菜の仕入れ販売、軽食喫茶の運営、農作業の補助に取り組んでいる。
正月飾りの製造に際しては、前の事業主から印刷機や裁断機を譲り受けた。扇子は金箔(きんぱく)・銀箔(ぎんぱく)の印刷、ひも通し、シール貼り、金目留めなど、えびは目やひげの加工、金箔付けといった具合に、手作業を主とする全工程を担う。
同事業所の平均工賃(月額)は約7000円。藤本管理者は「伝統的な事業を引き継がせてもらい、みんな楽しく作業に励んでいる。顧客も開拓し、ぜひ利用者の工賃アップにつなげたい」と期待する。部品の値段(1個当たり)は扇子が130~150円、えびが90円と140円、旗は30円で、いずれも10個単位で販売している。
問い合わせは、いこい(電話35─8680)まで。

カテゴリー:経済2011年8月23日

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