寝太郎カボチャ、冬にデビュー

栽培方法を学ぶ生産農家(森広で) 新しい農産品で古里を盛り上げようと山陽小野田市山陽地区の農家が、ほくほくとして甘みが強いカボチャ「くりゆたか」の特産化に取り組む。ブランド名は「寝太郎カボチャ」で、11月には収穫され、市場デビューを果たす。

山陽地区では4年前から20軒の農家が、約1・8㌶でJA山口宇部のブランドカボチャ「阿知須くりまさる」を生産している。文字通りクリにも勝る甘さで、人気商品となっている。
くりまさるは6~7月が収穫期だが、栄養満点でおいしいと市場価値が高まっているカボチャを冬場にも提供しようと、同じ生産農家が抑制栽培で、新しく生産することになった。
くりゆたかは玉太りが良く、肉質は最上級のほくほくとした粉質で、くりまさると同様に甘みが強いのが特徴。カボチャはビタミン、ミネラル、カロチン、食物繊維を豊富に含む。栄養バランスの良い緑黄色野菜で、虚弱体質、貧血、糖尿病、風邪などの感染症やがんの予防に効果的といわれ、消費者のニーズは高い。
5日、山陽地区の森広にある畑で、関係者約30人が参加して栽培講習会が開かれた。種苗業者が、くりゆたかの栽培方法をアドバイス。「冬至向けのカボチャの抑制栽培は、消費の引き合いは強いが、栽培上のリスクも高いので、十分な注意が必要」と話し「夏場に種を植えるので、発芽のためにはマルチシートや敷きわらをして、土を乾燥させないように」などと栽培のこつを指南した。
各生産農家は盆までに作付けを終える。平井勇JA山口宇部山陽営農総合センター所長は「冬至カボチャはニュージーランドやメキシコ産が中心で、国産ものが少ない。郷土に恵みをもたらした『寝太郎』の名が付いた商品で、再び古里を盛り上げることができたら」と期待を寄せる。

カテゴリー:経済2011年8月6日

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