市シルバー人材センター2010年度、就業率6年ぶり回復

宇部市シルバー人材センター(今井信之理事長)は2010年度の事業実績をまとめた。受注件数は09年度を下回ったものの、契約金額は700万円増え、6億円台を維持した。就業率は6年ぶりに回復し、5・2ポイント増の72・3%となった。

契約金額は6億2352万円。受注件数は5524件で、対前年度比23件減。前年度まであった派遣事業はなかった。
受注件数を職群別でみると、最も多かったのは軽作業の2715件で、技能の2279件と合わせると構成比の90%を占めた。以下、サービス197件、管理174件、事務整理119件など。受注額では管理の2億6523万円が最も多く、軽作業、技能と続く。学校の機械管理が進み、日直などの業務発注が減った。一方、公共団体からの除草の発注が伸びたという。剪定(せんてい)は横ばいだった。
受注先別では一般家庭が4565件と82・6%を占めた。公共団体は件数こそ263件(4・8%)だが、受注額では2億5000万円台で全体の4割。企業は696件で、2億7000万円台。
就業実人員は1070人で、延べ人数にすると11万8830人。就業率は2年ぶりに70%台に回復した。
会員数は年度末で1480人。目標値の1650人には届かず、前年度より13人増にとどまった。229人が入会したが、希望していた仕事がないなどの理由で216人が退会。
年齢構成は70歳以上が45・7%と高い。65~69歳は34・3%、64歳未満が20%となっている。これを受けて、平均年齢も69・9歳に上がり、過去最高を更新した。最高齢は90歳代で、草刈りで登録している。
団塊世代が65歳に到達することもあり、地域社会への貢献、自身の健康維持、生きがいの充実が図れるよう、会員の増強と就業機会の拡大が課題となる。
傷害事故は11件が発生した。1989年以降最多だった前年度より8件の減。安全就業指導要領を制定し、周知と併せて安全ワッペンを配布するなどの徹底を図った。賠償事故は9件。

カテゴリー:経済2011年5月28日

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