第2回市イノベーション大賞、明石被服興業が候補

宇部市は、新産業創造と企業誘致の目玉として創設したイノベーション大賞(産業団地ステップアッププラン)の第2回認定候補に、学生服やユニホームの総合メーカー、明石被服興業(河合秀文社長、本社岡山県倉敷市)のアソートセンター建設事業を選んだ。調印式など産業団地への進出が確実となった時点で正式に認定し、操業開始後、事業奨励金1億円を交付する。

同社が提示した計画は、宇部テクノパークの2区画約3万3000平方㍍に、学生服業界初の革新的な流通システムを構築するというもの。個別のすそ上げやネーム刺しゅう入れなど、学生服特有の2次加工を行った上で、一人一人の注文内容に応じたセットを作って包装・発送するアソート業務の一貫体制を整備する。インターネットを利用したウェブ販売への受注にも対応し「制服の街宇部」を全国にPRする。
1969年に設立した際波の宇部工場(370人)は製造体制を増強するが、将来的には宇部テクノに集約し、国内の生産拠点とする考え。リニューアルする宇部工場と併せて60人の新規雇用が見込まれ、女性の就業、障害者の職業的な自立を支援する。作業負担を軽減する機器の導入やバリアフリー化、宇部工場への太陽光発電システムの設置、アソートセンターへのLED(発光ダイオード)照明、採光ブラインドの採用など、環境にも配慮した工場にする。
今回の応募は1件で、県、市、やまぐち産業振興財団、山口大、県産業技術センター、宇部商工会議所の代表者6人が、技術革新のみならず、新たな発想で市民生活を変える地域のイノベーションという視点、市場分析、新規性・独創性・優位性、生産・販売戦略、社会貢献性、資金計画・利益計画の5項目で審査した。
久保田后子市長は「地域経済を強くすることは本市の課題。大賞認定にふさわしい事業であり、地元企業の新しい挑戦を心強く思っている」と語った。
同社は1944年設立。高校の制服ではトップシェアを誇る。

カテゴリー:経済2011年5月10日

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