2010年度 常盤公園入園者数38万4000人、鳥インフル打撃

宇部市の常盤公園の2010年度入園者数が、41万人を突破した09年度より2万8000人減の38万4000人にとどまった。イベントやキャンペーンの展開、県内施設との連携で集客は順調に推移していたが、2月に高病原性鳥インフルエンザが発生し、オフシーズンとはいえ、約1カ月にわたって閉園したのが響いた。ウイルスまん延を防止するため、公園のシンボルだったハクチョウ類を失うなど、今後の観光振興への影響も大きい。

常盤公園活性化推進室によると、行楽シーズンの4月に5万2000人、5月に4万5000人、菖蒲まつりが開催された6月に3万1000人と出だしは上々だった。園内をイルミネーションで彩るTOKIWAファンタジアがあった12月は4万1000人が訪れ、同じ月では過去最多を更新した。
県内施設との連携による移動水族館、ふれあい動物デー、絵手紙展のほか、さくらまつりやサマーフェスタなど既存のイベント、年間通じてのキャンペーン、満足度の高い動物への餌やり体験などで、県内外から客を呼び込んだ。
「宇部の財産に光をあてるときわ〝ときめき〟公園」を将来像とした活性化基本計画を策定し、ゾーン、エリアを分けての公園づくり、市民ワークショップを踏まえて動物舎のリニューアルを考えていくなど新しい方向性も打ち出した。
1月末の時点では、09年度実績をわずかに上回っていたが、鳥インフル対策で入園を規制した2月は1万8000人、1カ月の閉園措置を経て全面開園した3月には東日本大震災が発生する中、2万5000人と健闘したものの、12月の〝貯金〟をはき出す形になった。サクラの開花も遅く、年度末の客足は鈍かった。
同園の入園者は、05年度の42万3000人を最後に、06年度が38万8000人、07年度が38万4000人、08年度が37万5000人と右肩下がりだったが、09年度は4年ぶりに増加に転じ、回復基調にあった。市は総合計画前期実行計画の中で、13年度までに入園者42万人を目指すとしている。
今年度はときわ湖水ホールにビュッフェレストラン、ときわミュージアムにカフェがオープンし「食」の魅力がアップするなど、プラス材料がある。
今後の常盤湖の在り方などを考える市民委員会での議論が注目される。

カテゴリー:その他の話題,経済2011年4月26日

写真注文はこちら
宇部日報社刊・書籍販売始めました
宇部日報購読案内
サンデージョブ
サンデーうべ
サンデーワイド
サンデートレンド
Sundayうべ・おのだ
Sunday西京
サンデーネットワーク
全国郷土紙連合
新聞協会
選挙権を持つ君へ
アーカイブ
single