FDKが8月に新工場建設

調印を終え、握手を交わす白井市長、森商工労働部長、小野社長(左から、市役所で) 富士通系電池・電子部品メーカーのFDK(小野統造社長、本社東京都港区)は、山陽小野田市本町の同社山陽工場内に、トランス(変電器)やインダクターなどコイル系電子部品に活用されるフェライトの新工場を建設する。8月1日に着工、来年4月の操業開始を目指す。設備投資額は約14億1100万円。5日には県の立ち合いの下、進出協定書調印式が市役所で行われた。

山陽工場は、素材技術を生かしたコンポーネント製品(電子部品)の主力量産工場。新工場は今後、市場の拡大が予想されるハイブリッド車や電気自動車、太陽光発電関連機器向けの超高性能なフェライトの開発から製造までを一貫して行う。
鉄骨造りで建築面積は2625平方㍍。2013年度までには新規雇用と配置転換を含み約50人増員し、211人にする予定。
同社は、04年に山陽工場のフェライトの生産を打ち切り、国内から中国・南京地区に移管したが、フェライト材料の需要が高まるとみて、再び国内に投資する。
山陽工場の売上高を13年度には10年度比約32億円増の64~65億円に引き上げる方針。
調印式では、県商工労働部の森敏明部長が立ち合い、小野社長と白井博文市長が協定書を交わした。
白井市長は「今後とも山陽工場を主力工場の一つとして一層飛躍されるように、市としても県との連携を深めながら支援と協力をしていきたい」とエールを送った。
小野社長は「山陽工場の敷地内に新しい工場を建設することになった。来年4月の完成まで細心の注意を払いながら工事を進めたい。山陽工場はフェライト工場として1970年から操業を開始した。その後、経済構造の変化を受け、量産工場を中国に移管したが、今日の環境、省エネルギー社会の進展などで、日本の高い技術と高性能な電子分野が不可欠であり、その鍵となるのがフェライト。40年にわたり蓄積した電子材料技術を集結し、この重要な事業を強力に推し進めたい」と決意を述べた。

カテゴリー:経済2011年4月6日

石炭都市宇部市の起源
写真注文はこちら
無料試読キャンペーン
宇部日報購読案内
サンデージョブ
サンデーうべ
サンデーワイド
サンデートレンド
Sundayうべ・おのだ
Sunday西京
サンデーネットワーク
全国郷土紙連合
新聞協会
選挙権を持つ君へ
アーカイブ