県内地価、下落幅が全国5番目

 国土交通省は、2011年(1月1日付)の地価公示を行った。土地の取引価格の指標となるもので、県内分は宇部市や山陽小野田市など13市4町の311地点。横ばいだった1地点以外はすべて下落しており、変動率は住宅地が前年比5・4%減、商業地は同7・0%減。いずれも3年連続のマイナスで、下落幅は全国5番目だった。宇部市の変動率は、住宅地が5・3%減、商業地が8・1%減。前年と比較して、住宅地の下落幅は0・7ポイント縮小したが、商業地は0・9ポイント拡大した。山陽小野田市の変動率は、住宅地が5・7%減、商業地が8・1%減。

全国2万6000地点の動向は、住宅地が前年比2・7%減、商業地が3・8%減。三大都市圏を中心に各地で上昇・横ばいが増えた。県内の変動率は、住宅地の下落幅が前年より0・3ポイント減ったが、商業地は0・3ポイント増え、下落傾向が続いている。中国地方でも、住宅地と商業地をはじめ宅地見込み地、市街地調整区域内宅地の変動率がワーストワンだった。
市町別で平均価格が最も高かったのは、住宅地、商業地とも和木町で、住宅地が7万4600円、商業地が9万1500円。最低は、住宅地が美祢市の1万2400円、商業地が周防大島町の2万3300円。宇部市は住宅地が2万9700円で県内11番目、商業地が6万6200円で10番目、山陽小野田市は住宅地が2万8300円で12番目、商業地が3万7900円で14番目。
地点別の最高価格は、住宅地が岩国市今津町4丁目の8万4400円、商業地が下関市竹崎町4丁目の20万5000円で、ベスト10に地元関係は無かった。
地元関係の最高価格は、宇部市(全12地点)が中央町1丁目の9万900円、山陽小野田市(全7地点)が日の出3丁目の4万5600円、山口市阿知須(全3地点)が阿知須二ノ宮の3万5800円。
変動率(下落率)が最も高かったのは、住宅地、商業地とも防府市で、いずれも前年比8・9%減。同市は地域経済の衰退が大きく影響し、地点別の下落率ワースト10でも住宅地を独占し、商業地でも4地点を占めた。地点別下落率トップは住宅地が防府市国分寺町の10・6%減、商業地が周南市みなみ銀座2丁目の13・3%減。
地元関係の下落率の県内順位は、宇部市の住宅地が10位、商業地が3位、山陽小野田市の住宅地が8位、商業地が5位。地点別では、商業地の下落率3位に、宇部市中央町1丁目と山陽小野田市厚狭沖田が、それぞれ10・0%減でランク入りした。

カテゴリー:経済2011年3月18日

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