興産中央病院、省エネに大きな成果 国経済産業局長表彰

賞状を手にする福本院長(中央)ら(宇部興産中央病院で) 宇部市西岐波の宇部興産中央病院(福本陽平院長、389床)が、省エネルギーに大きな成果を上げたエネルギー管理優良事業者として、2010年度中国経済産業局長表彰を受けた。

同病院では09年度から「環境に優しい病院を目指して、全員参加による省エネ活動」を推進。職場ごとにエネルギー管理責任者・担当者を置き、組織強化を図った。
ソフト面では、従業員向けに省エネ教育を行い、職場ですぐに取り組めることから着手。▽照明の小まめな点消灯管理▽空調の温度管理▽電力ピーク時の講堂や電気ポットの制限│などを展開した。社内省エネ大賞を設定して年間表彰も行い、意識を高揚。夏場には最大需要電力(デマンド)の監視装置を活用し、院内放送をかけて節電対策を徹底した。
ハード面では、省エネ型照明器具・自販機の導入による電力削減、熱源機器の省エネ型への変換や空調運転見直しによるA重油使用量の削減、建物ごとのメーター管理や節水器具の導入による水道使用量の抑制を図った。その結果、09年度の年間エネルギー使用量は、05年度と比べ16・6%の削減に成功した。
「病院という業種がら、省エネが医療行為に影響したり、患者満足度の低下を招いたりしないよう配慮。無理して使わないのではなく『エネルギーを上手に賢く使う』をコンセプトにした」と総務課施設担当の山崎明さん。
このほど広島市で行われた表彰式では、玉田英生企画管理部長が事例発表し「省エネ対策の継続には、我慢してコストダウンをするのではなく、快適さを追求してその結果をコストダウンにつなげることが大事」などと話した。
福本院長は「取り組みが評価されてありがたい。従業員の努力も報われた。受賞を機に、より一層省エネを推進していきたい」と話した。

カテゴリー:経済2011年3月11日

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