高畑・高泊線循環バスの実証運行スタート

onodabusu.jpg 高畑・高泊線循環バスの実証運行が一日、スタートした。これまで船木鉄道(宇部市)が高畑線と高泊線の二系統で運行していたバス路線を一系統にしたもので、人口が集積する高千帆台団地にも新たに乗り入れた。

効果的、効率的で持続可能な交通体系の確保を目的に、市生活交通活性化協議会が中心になって進めている事業。一台当たり平均して数人しか乗車していなかった平日二往復の高畑線、平日七・五往復の高泊線の二系統を一系統にし、平日は高畑方面が六往復、高泊方面が七往復とした。土日・祝日はそれぞれ四往復、五往復となる。
主なバス路線は高泊公民館―郷―浜―市民病院前―小野田駅―江の内―上千崎―東高畑―高千帆台―江の内(江の内からは巡回)。最大の特徴はこれまでバス路線が通っていなかった高千帆台に新しく乗り入れたこと。約六百世帯が集積する同団地は、これまではマックスバリュ小野田店近くのバス停まで出なければならなかった。
初日は団地内に三カ所設けられた乗降個所から通勤・通学客、買い物客らがバスに乗り込んでいた。高千帆台自治会の白川渉自治会長(78)は「最寄りのバス停まで歩いて十分前後かかり、坂があるので、買い物袋を両手に持って暑い日に歩くのは大変だった。ほとんどの人が車を持っているが、高齢化が目立つようになり、やがては免許を返上して公共交通機関に頼らなければならない時が来るので、乗り入れを歓迎している」と住民の声を代弁した。
市商工労働課の上田泰正主幹は「乗客の声を聞き、十月からはより利用しやすいダイヤに一部組み替えた。効率だけでなく、交通空白地帯を解消するという効果も実証実験の大きな目的」と意義を話した。
市生活交通活性化協議会は、厚狭北部地域を運行するバス路線についても来年十月の実証実験スタートを目指し、見直しに着手する。こちらも、今までバスが乗り入れていなかった住宅団地への路線設定や小回りの利く乗り合いタクシーの導入を検討する。

カテゴリー:経済2010年10月1日

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