「イノベーション大賞」応募1件

宇部市が新産業創造と企業誘致の目玉として創設したイノベーション大賞(産業団地ステップアッププラン)。高度技術産業や環境・医療分野での革新的な事業を審査・認定し、上限1億円の事業奨励金を交付するとしているが、現時点での応募は1件と寂しい状況だ。市では「あと数社が応募を検討中」と望みをつなぐが、締め切りは今月末に迫っている。9月定例市議会一般質問最終日の10日、久保田后子市長が答えた。

イノベーション大賞は、地域経済や市民生活などに貢献する革新的な事業を公募・認定する制度。市内産業団地への進出と操業などを要件とし、古里の景気、雇用、産業力のアップにつなげる。技術革新だけでなく、社会的価値など広い意味での革新性を持った事業、生活関連分野など、さまざまなジャンルからの挑戦を期待している。
市は5月の募集開始以降、ホームページで発信するとともに、設備投資が期待される84社にトップセールスをかけた。業界紙に広告を掲載し、関係団体の会合などでもパンフレットを配布。ニュービジネスやものづくりコンテストの受賞企業、設備投資を検討している企業にもダイレクトメールを70件送るなど、破格の〝賞金〟を掲げた全国初の取り組みとして精力的に売り込んだ。
この結果、8月下旬までに11社から制度に対する問い合わせがあり、応募要項や企業団地の詳細、進出の条件などについて説明。このうち正式に応募を受理したのは1件だけだった。久保田市長は「制度を創設していなかった2008、09年度に比べ、この5カ月間で多くの企業から関心が寄せられている。本市の存在も広くアピールでき、今後の企業立地につながる手応えを強く感じている」とした。
応募を締め切った後、10月中旬以降に県、県産業技術センターなどの産業支援機関の代表で組織する認定委員会で採否を審査する。

カテゴリー:経済2010年9月11日

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