常盤公園と海響館が連携協定

地域活性化への期待を込めて握手を交わす久保田市長(左)と中尾市長(海響館で) 宇部市の常盤公園と下関市の水族館「海響館」(指定管理者・下関海洋科学アカデミー)は十三日、両施設の利用促進、集客対策を目的に広域の連携協定を結んだ。企画展などを中心に観光全般の連携、政策連携、人的交流を図り、県西部地域の経済的地位を高めていく。提携記念イベントとして、十九日には、海響館のPRキャラクター・ペン太くんと移動水族館が常盤公園にやって来る。

連携協定は五月に久保田后子市長が中尾友昭下関市長に打診し、施設連携にとどまらず、広域観光ルートの設定、観光客の共同誘致などを目指そうと合意に至り、準備を進めてきた。
調印式は、海響館のペンギン村亜南極水槽前であり、両市長が協定書に署名し、握手を交わした。水深、水量が世界最大級といわれるペンギンプールでは、数種類のペンギンたちが高速遊泳を披露し、新しい関係の始まりを祝福。
中尾市長は「商業都市、海の玄関口の下関と、工業都市、空の玄関の宇部が一体的に取り組むことで、西部地域の経済的地位も高まる。記念すべき一歩」と喜びを語った。久保田市長は「お互いに良いものを持ち寄れば効果は何倍にもなる。自治体力の向上につながるのでは」と、幅広い連携に期待を寄せた。
移動水族館では、ネコザメ、ドチザメ、シマイサキなどが見られる。タッチングプールも持ち込み、ヒトデやナマコ、ウニの仲間に触れる。県漁協岬支店も協力する。
そのほか、宇部市側で飼育管理が可能な魚の受け入れ、UBEビエンナーレ(現代日本彫刻展)の五十周年を記念して下関市立美術館賞の復活、サボテンや彫刻(審査時の模型を含む)の下関市側での展示、野外彫刻の映像紹介などが具体的に検討されている。ときわミュージアムで好評のバイオプランツは、連携記念モデルを設定し、数量を限定して両施設で取り扱う予定。
宇部市が連携協定を結ぶのは、美祢市の秋吉台自然動物公園(秋吉台サファリランド)、柳井市のやまぐちフラワーランドに続いて三施設目。
今月末には周南市の徳山動物園との調印も予定している。

カテゴリー:経済2010年7月14日

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