常盤公園ミツバチで活性化、民間企画スイーツなど商品開発

完成したはちみつを試食する安楽リーダー、久保田市長、石田一正事務局長(左から、18日午前10時半、ときわミュージアムで) 宇部市の常盤公園でミツバチを飼育し、そのはちみつを使ったスイーツなど、オリジナルブランドを開発し、同園の活性化に役立てようという、みつばちプロジェクト「U―BEEプロジェクト」が始まった。十八日には、活動母体の「UBE BRAND開発推進機構」がときわミュージアムで記者会見し、採取したはちみつを披露するとともに、七月二十五日に開催する「U─BEE─1スイーツグランプリ」の内容について発表した。

生息できる環境が限られている環境指標生物のミツバチの飼育を通じて、地球環境に優しいまちづくりを発信するイメージ戦略。市や経済団体、報道機関などでつくる同機構が、岐阜県から西洋ミツバチ五万匹を購入し、四月一日から石炭記念館屋上に巣箱を置いて育てていた。はちみつは五月下旬から六月上旬までの約二週間程度しか採取できないが、今回の試験飼育で約二十七リットルが採れ、糖度も平均七七・四度(最高糖度は八〇度)と商品開発に十分堪え得るものだったため、次のステップに進めるという。
第一弾として「常盤公園U―BEE―1スイーツグランプリ」を七月二十五日午前十一時からときわレストハウスで開催する。公園内で採取されたはちみつを使ったスイーツを、当日の来園者百人(参加料二百円)に試食してもらい、最高得点の作品をグランプリとして表彰するもの。
出品者の募集を十八日から始める。応募要件は、商品開発につなげられる先着二十団体。コンテストとは別に、プロジェクト協力団体には、常盤公園で採取されたはちみつを提供し、開発した商品は、常盤公園ブランドのお土産として販売することを考えている。
申し込みは七月五日までに常盤公園活性化推進室(電話54─0551)へ。
会見で久保田后子市長は市民主導のプロジェクトについて「大変うれしく、心強い。協働のまちづくりという方向性のモデルとなる事業。銀座ミツバチが注目されているが、常盤公園の活性化で、こうしたアプローチは思い付かなかった。花がある公園、自然が守られているということをアピールする上で大きな意味を持つプロジェクト」と評価した。
プロジェクトリーダーの安楽晴義さんも「話を聞いた時は面白いと思った。今後の飼育は難しい面もあるが、素晴らしい展開になれば」と期待を寄せた。ミツバチは同記念館を中心に半径五㌔圏内で活動するとみられ、同機構では、公園はもちろん、近隣住民にも花いっぱい運動を呼び掛けていく。

カテゴリー:経済2010年6月18日

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