Iターンの男性が西平原で起業

大阪府出身で父の実家のある山口県にIターンした田飼宏治さん(34)が、宇部市西平原2丁目にセレクトショップ「TAGAI YO!品店(たがいようひんてん)」を開店した。1月9日のオープンから約1カ月、来店者も徐々に増え「厳選した商品で少しでもお客さまの生活を豊かにできれば」と意欲を語る。

祖父母の介護で両親が山陽小野田市に帰郷したことを機にIターンしたのは2015年6月。大阪では、デザイン専門学校を卒業後に、アパレル企業でオンラインショップの商品管理部門などで働きながら、自らがデザインしたTシャツなどを、インターネットを通じて販売していた。以前から自分の考えた商品、サービスで多くの人に喜んでもらいたいという夢があり、Iターンをきっかけにその実現に向けて動き始めた。

実際に起業しようと思い立ったのは、現在の店舗に出合ったこと。通りがかりに見つけ、古民家風の雰囲気が気に入った。「直感ですぐに契約しようと思った」と、家主に連絡し、翌日に契約。そこからどういう店にしようか考えてきた。

開店までには、宇部商工会議所(安部研一会頭)の創業相談窓口を利用。資金調達に必要なビジネスプランの作成などの指導を受けた。その一方で、兵庫県の淡路島でセレクトショップを経営する友人に相談しながら、店のコンセプトを熟考。

山口県内では自分の店でしか手に入らないものを扱う方針を決め、店名もこだわった。「今の時代、インターネットの検索で引っかからないとだめ。田飼という名字の珍しさと、洋品店の洋をあえて〝YO〟と親しみやすくした」と話す。

〝きょうも一日、すてきな日になるように〟をコンセプトに、静岡県の工房がオーダーメードによる花器のほか、バッグ、アパレルなど、田飼さんの目にかなった手の届きやすい価格帯の商品を扱っている。

現在はSNS(ソーシャルネットワークサービス)のインスタグラムで情報を発信しており、来店者の多くは女性。店の雰囲気が気に入り、じっくり商品を見ていく人が多いという。オンラインショップの開店も視野に入れる田飼さんは「将来的には自分がデザインした小物なども商品化できれば」と話した。

営業時間は午前11時~午後7時。2月は水曜が定休。

カテゴリー:経済2017年2月2日

写真注文はこちら
無料試読キャンペーン
宇部日報購読案内
サンデージョブ
サンデーうべ
サンデーワイド
サンデートレンド
Sundayうべ・おのだ
Sunday西京
サンデーネットワーク
全国郷土紙連合
新聞協会
選挙権を持つ君へ
アーカイブ
single