長州侍が農水省の6次化認定

企業組合長州侍(木村一清代表理事)が事業化を進める「宇部地域で生産したサツマイモ(黄金千貫)を利用した加工品による地域再生・活性化事業」が、農林水産省の6次産業化・地産地消法に基づく総合化事業計画に認定された。宇部ブランド焼酎「長州侍」の原材料を有効活用し、コロッケやペースト、スイーツなどの新商品にして飲食店に提供していく。

同組合では2007年から地元で取れたサツマイモを使用して芋焼酎「長州侍」を造り、県内、首都圏へと販売網を広げてきた。製造の過程で出ていた規格外の小さい芋をコロッケにして販売したところ好評で、事業化に着手。計画を進めることで農業経営の安定化を図り、耕作放棄地の減少、雇用の創出など、古里の元気につなげたいとしている。
現在、加工場がないため、OEM(納入先商標による受託製造)の手法をとるが、黄金千貫の味を一層引き出すため、自前でレシピの研究、試作を重ねている。ブルーベリーやアボカドとも組み合わせ、これまでにない食べ合わせも検討中。多彩な副材料は県内の6次産業認定事業者とのコラボレーションになる。
芋は焼酎用に10㌧、加工用に20㌧を見込み、5月から小野藤河内で作付けする。イベントへの参加、長州侍を置いている飲食店へのPRで販路を広げ、直接販売で商業ベースに乗せたいとしている。学校給食での取り扱いやうべ元気ブランドの認定も視野に入れる。
認定証の伝達式は19日、あすとぴあの新事業創造支援センターであり、中国四国農政局山口地域センターの村上龍也総括農政業務管理官が木村代表に手渡した。同局からは、これまでの事業認定の中では異質で「フロンティア」としての取り組みへの期待感、今後のフォローアップについて説明があった。
木村代表理事は「歩みは遅いかもしれないが、販路拡大や新商品開発にどんどん若い力が加わっている。必ず成功させたい」と意欲を語った。将来的には、生産から販売までを手掛けるファームランド化を目指す。
4月1日にANAクラウンプラザホテル宇部で開かれる「長州侍を楽しむ会」でも事業認定を報告する。

カテゴリー:経済2014年3月20日

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