藤曲に県内最大のメガソーラー

宇部興産(竹下道夫社長)と昭和シェル石油(香藤繁常会長)の共同出資で、宇部市藤曲昭和開作に県内最大のメガソーラー(大規模太陽光発電)を備えたユーエスパワー発電所(藤本定雄社長)が完成した。出力は約21・3メガ㍗、年間発電見込みは2501万㌔㍗時で、一般家庭の年間消費量で約6900世帯分に相当する。4日に完工式があり、関係者70人が再生可能エネルギーを供給する拠点の誕生を祝った。

100%子会社を通じてソーラーパネルの生産・販売を手掛けている昭和シェル石油と、自家発電所や電力会社向け卸発電所のノウハウを持つ宇部興産が、それぞれの強みを生かせるとニーズが一致し、共同事業に取り組んだ。総事業費は約50億円。
発電所は宇部興産の遊休地に建設された。東京ドーム6個分に当たる約27万平方㍍に約13万3000枚の太陽光パネルを設置。電力は全て中国電力に売電し、年間約9億円の売り上げを見込む。二酸化炭素の削減量は年間約8300㌧になる。
完工式に出席した香藤会長は「電力の安定供給という課題を日本が抱える中で、環境に配慮した最適なエネルギー供給で貢献できるのはうれしい」、竹下社長も「できる範囲で最大限活用したい」と期待を寄せた。展望デッキは5日以降、午前9時から午後4時半まで開放する。
再生可能エネルギーの固定買い取り制度施行以降、各地で売電事業への参入が相次ぎ、宇部、山陽小野田市でも計画の公表や設置が進んでいるが、ユーエスパワーの出力規模は最大規模で、中国地方でも2番目。

カテゴリー:経済2014年7月4日

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