宇部興産とセントラル硝子で株主総会

3月期決算企業の株主総会は27日、ピークを迎え、東証によると、上場企業の38・7%に当たる918社が一斉に開催した。宇部市内でも1部上場の宇部興産、セントラル硝子、チタン工業などで総会が行われ、株主たちは経営陣からの業績報告や今後の方針を聞いた。

宇部興産(竹下道夫社長)の第108回株主総会は午前10時からANAクラウンプラザホテル宇部であり、株主1484人が出席し、1株当たりの配当を5円とする剰余金処分案など、議案4件を原案通り承認した。総会は62分で閉会した。
事業報告では、第108期(2013年4月1日~14年3月31日)の連結の売上高、営業利益、経常利益、当期純利益のほか、化成品・樹脂、機能品・ファインなど事業別の概況を紹介した。
今後について竹下社長は、化学部門の収益力の回復を最大の課題とし「変化の激しい各事業の戦略を改めて見直し、グローバル展開や徹底したコストダウンなど、これまでの取り組みを一層スピードアップし、早期立て直しに全力を挙げたい。株主や資本市場、取引先・従業員・地域社会等、全てのステークホルダー(利害関係者)からの信頼を深めていきたい」と語った。
質問は2人からあり、化学部門の立て直しの具体策、卸電力(IPP)発電所のトラブルの原因、再稼働の時期、影響額などを聞き、竹下社長らが答えた。決議では取締役7人の選任など4議案を可決。総会後は、退任、新任役員の紹介、今期の業績見通しなどの説明もあった。

セントラル硝子(皿澤修一社長)は午前10時から、同社宇部工場で第100回定時株主総会を開き、株主205人が出席。決議では、取締役10人選任の議案を原案通り承認・可決した。質問は無く、25分で閉会した。
皿澤社長は第100期(2013年4月1日~14年3月31日)について、売上高は1915億8100万円、経常利益は117億1500万円、当期純利益は50億300万円と、いずれも前期を上回ったことを報告。ガラス事業、化成品事業の事業別の成績や、期末配当は1株当たり4円としたことも説明した。
今後については「国内の景気は回復基調にあるが、消費税率引き上げによる消費への影響、新興国経済の下ぶれリスクなど、懸念材料も残っており、グループを取り巻く環境は予断を許さない状況が続くと思われる」と予測。「生産販売体制の強化、原価低減の推進など効率化を進めるとともに、基幹事業での構造改革の推進、研究開発と技術開発の強化、成長分野への経営資源の重点的な投入や海外展開の加速により、グループ企業力の強化に努めたい」と述べた。

カテゴリー:経済2014年6月27日

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