岬で一番のりの品質検査始まる

県内産のりの生産量の9割以上を占める県漁協岬支店(生田清美支店長)で4日、一番のりの品質検査が始まった。先月末から収穫され、生産者が洗浄、加工して板のりに仕上げた。黒々としたのりからは潮の香りが漂い、11日に福岡市の全漁連九州事業所で行われる初入札で高値が付くように期待が寄せられた。

宇部地区では岬支店の39人を筆頭に、藤曲浦支店、小野田支店などの44人がノリ養殖に取り組んでいる。10月中旬に種付けされ、11月初めにそれぞれが海域にのりひびを張り込んだ。
適当に雨が降り、気温も冷え込んだことから順調に成長し、刈り込みが始まっていた。一番のりは柔らかく風味が良いとあって最も人気が高い。
岬支店の検査場倉庫では、4人の検査員が、コンベヤーで流れてくる板のりの束を、色、表面のつや、柔らかさなどの品質基準に従って格付け。組合員が等級ごとに板のりに巻いた帯封にスタンプを押し、箱詰めしていった。
作業は入札直前の9日まで行われる。
県漁協販売一課の吉武研司課長は「急に冷え込んで海の対流が活発となり、海底の栄養がノリに行き届いた。平年並みの作柄。入札では1枚10~11円の値が付くのを予想しているが、少しでも高値が付けば」と話した。
県内では来年3月下旬の最終共販までに6300万枚、5億円の生産目標を掲げている。

カテゴリー:経済2013年12月4日

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